新車は部品供給などの影響で納期が長い昨今は中古車市場が盛り上がりを見せていますね!
数多くの中古車から良質な車を見つけるのは意外と難しいものです!
中古車を探す時の注意点、実際に見に行ったらみるべきポイントを紹介しています。
中古車というのは前のオーナーが必ずいます。しっかりメンテナンスしていたオーナーだったのか、
オイル交換をサボっていたオーナーなのか?
自動車は日頃のメンテナンス次第で寿命が大きく変わります!
ではどんな所を見れば良いのかを見ていきましょう!
①まずは欲しい車に詳しくなろう
まず大切なのは下調べをする事です! ・新車時の価格を知ること ・グレード、オプションを知っておくこと が重要になります。 例えば 新車時の価格とほとんど変わらないような価格で販売されている3年落ちの車、 グレードが低い車でもグレードが高い車と同じ価格で販売されている中古車、 など明らかに値段設定がおかしい車があったりします。 上記のような車を選ばない為に 自分が欲しい車のグレードとオプションを決めて新車時の価格を調べる。 欲しい車のグレード、オプション別に中古車相場を知ることが大切です。 そんなこと言われても決まってないよという方は いいなと思った車両があったらグレード、オプション、年式をメモして 後から調べても良いです! 1番大事なのは新車販売時の価格を知っておくことです! 購入した中古車の新車時価格を知って後悔なんてしたくないですよね! (新車時は値引きがあるので軽自動車は10万円、普通車は25万円ほど希望小売価格から引いて比較すると良いかと思います。メーカーやグレード、オプション、購入時期などで値引きは変わるのであくまで目安ですが)
②年式・走行距離をチェックしよう
欲しい車種が決まって新車時の金額を調べたら相場を調べましょう!
グーネット中古車やカーセンサーで走行距離、年式、グレード、オプションを選択して調べてみよう!
予算と相談しながら、条件を変えて欲しい車種、グレードだと何年落ちで走行距離何万キロなら購入できるか相場感を見ていくのが大切です。
長く乗りたい場合は軽自動車なら5年3万キロ以内 普通車では5年5万キロ以内で探すのがベストだと思います。
しっかりメンテナンスされていれば7年以内8万キロ以内であれば良いと思います。
良い条件の車があったらお店に見に行きましょう!
③実際にお店に行く
中古車は必ず実際に見にいきましょう! 車両を見ないで決めるのは絶対に避けたほうが良いです。 写真では見えないボデーの傷やシートの汚れ、運転のしずらさ、タバコ臭etc... 見ないで購入して納車して気に入らないところがいっぱい...なんて目の当てられません... 見に行くときは予約必須! 商談は時間がかかるものです、お店の人は洗車して待っていてくれたり、説明するために時間を開けてくれます。予約していなくても嫌な顔はされないですがちゃんと予約しましょう! それに中古車はいつ売れるかわかりません!! せっかく見に行っても売れてしまっていたら無駄足になってしまいます。 行く前の心構え! 今日買ってくれたら安くする。 先程もお客さんが商談していた。など、焦らせるようなことを言ってくるお店は信用してはいけません。 高い買い物です、自動車にはクーリングオフは適用されないので十分に吟味して決めるべきです。 お客様の満足を考えているのであればしっかり考えて決めるといいですよ! など真摯に向きあってくれるお店で購入した方が良いです。 後々の点検や保証対応などもお店によってかなり差が出ます。
④外装をチェックしよう
当たり前ですがボデーの傷や凹み、色褪せなどはチェックしましょう。 汚れている場合はお店の人に洗車してもらいましょう。汚れていて傷が見えなかったり、消えない汚れがあるのかもわかりません。大量在庫しているお店では埃をかぶっている場合もあります。遠慮せずに聞いてみましょう。 欲しい車が目の前にあると舞い上がって傷や凹みを見落としてしまうこともあります。 納車してからこんなところに傷あったっけ?なんてことも... 冷静にチェックしましょう。 そして外装は前のオーナーがどんな使い方をしていたか一つの指標になります。 外装が綺麗な場合はきちんとメンテナンスされていることが多いですし 逆に外装が汚れていたり、傷が多かったり治されていない場所が多い車両はメンテナンスを 疎かにしていた可能性が高いです。 前のオーナーがどんなオーナーだったか想像しながら車両を見てみましょう! 板金塗装は費用が高額です。 購入後に直そうと思わずに納得のいく車両を見つけましょう!
⑤内装をチェックしよう
内装は中古販売店が綺麗にクリーニングしていることがほとんどです。 ですからきちんと内装が綺麗に保たれているかは信頼できる中古販売店か判断する指標にもなりますね。 もちろんクリーニングしても取れない汚れなどはあるので最低限ごみが落ちていない、 埃が拭き取られているなどの簡単なところをチェックするのがポイントです。 中古車なのでタバコ臭、ペット臭、芳香剤の匂いがついていることがあります。 匂いはなかなか取れないので、選ぶときは要注意です! 個人的には外装よりも内装の方が重要だと思っています。 なぜなら、車を外から眺める時間よりも中にいる時間の方が長いからです! ということで運転しやすいか運転中の姿勢が楽かどうかというのは最重要です。 ハンドルのチルトやシートのリクライニングを使って調節してみましょう! なにせ無理な体制で長時間のドライブをすると腰や肩が痛くなってしまいますからね! その他簡単チェックポイント ・シートはへたっていないか? ・エアコンが効くか? ・電動スライドドアがついている車はスムーズに動作するか? ・パワーウィンドウはスムーズに動作するか? ・ミラーはスムーズに開閉するか?メーターに警告灯はついていないか?
⑥ナビゲーションをチェックしよう
中古車を購入する上で見逃しがちなのがナビゲーションです。 ナビは後で自分で変えるからいいかと思っていても、結局車両本体が高いものを買ってしまい ナビが思っていた以上に高額で先送りに、、、なんてことよくあります。 車両についているナビが快適に使えるか、使えないかで後々の出費がかなり変わるので要チェックですよ! 簡単に見分けるにはナビゲーションには型番が見えるところに書いてあるので活用します。 そして型番をグーグル先生で検索するとメーカーの商品ページが出てきますので新品時の値段、何年前のモデルなのか、最新の地図更新があるかなどチェックすると良いでしょう! 個人的な目安としては3〜5年落ちのナビゲーションはまだまだ使えるかなと思います! 新品の価格が高くても10年経ってたら使い物にならないと考えた方が無難です。 メーカーによってもかなり差が出てくるのでサクサク動作するか位置情報は正確かなどもチェックしましょう。 ラジオがしっかり受信するか、地デジかワンセグか、DVD、Blu-rayは対応しているかなど細かいところもチェックすることをおすすめします!←見落としがちです。 微妙な場合はお店の人に相談して見ましょう! 購入時に取り付ければナビを安くしてくれたり工賃を安くしてくれたりするかもしれません。 ETCがついていない場合はETCも同様に相談すると良いです!
⑦エンジンルームを見てみよう
エンジンルームを見ても何もわからないという方もとりあえず開けてみましょう! エンジンルームを開けるにはほとんどの車は運転席側の足元の上あたりに ボンネットを開けるレバーがついていますので引っ張りましょう! そうしたらボンネットの隙間に手が入るようになるのでそこのレバーを押しながら開けてみましょう! エンジンルームが空いたらチェックしていきましょう! まずは汚れ具合です、やはり汚いのはよくないですね!整備工場に点検を定期的に入れている車両であれば 多少汚れているくらいでしょう! 整備工場に入っていない車は埃がかぶっていたり汚いのが特徴です! 他に見ていくところ! 多少のサビは仕方ありませんがサビだらけの場合は海岸線付近で使われていたか、降雪地帯で使われていた可能性が高いです。サビが進行している車は後々にサビでマフラーやフロアに穴が開いてしまったり、エンジンのプーリという部品が錆びて交換しないとダメになってしまったりするのでひどいサビがある場合は購入は避けた方が良いです。 エンジンオイル(油)がエンジンから滲み出ていないか? 緑、青、ピンクの粉が吹き出ていないか?これは冷却水が漏れた跡です。 エンジンをかけて、変な(甘い匂いやオイルが燃えたような)匂いがしないか確認しましょう! カタカタ、キュルキュルなど変な音がエンジンからしていないか? 一通り確認してあてはまったものがあったら中古車屋さんに直してもらえるのか確認してみましょう!
⑧試乗してみよう
試乗はできる場合とできない場合があります。車検の残りがない中古車は試乗できませんが車検が残っている場合は試乗しましょう。試乗する時に注意する点を見ていきましょう。 ①エンジンをかけてアイドリングしている時に変な音がしないか、振動がないか? ②走行中スムーズに加速するか?変速ショックがないか? ③轍 段差を踏んだ時に異音がしないか、振動がすぐにおさまるか? ④ハンドルをまっすぐにして車両がまっすぐ進むか? ⑤交差点を曲がった時にコトコト、カタカタなど音がしないか? ⑥サイドブレーキ、パーキングブレーキは緩すぎないか? ⑦ブレーキを踏んだ時にハンドルが左右に取られないか? ⑧エアコンは効くかどうか? 以上のことは確認しておくと良いです! どれかに当てはまったら中古屋さんに聞いてみましょう! 納車時までに修理してくれる場合がほとんどです!
その他注意すべき点
中古屋さんは優良なお店も多いですが、中には悪質なお店もないとは言い切れません。 1店舗で決めるのではなく何店舗か回って決めましょう。車は安い買い物ではないのでしっかり検討しましょう。 欲しい車種が決まっている場合は、リコールの有無・壊れやすい場所・見ておくべきポイントをネットで検索したりして情報を集めておくと良いでしょう。中古車は一期一会ですが、条件がいい車両は意外と多いものです! まずグーネット中古車や、カーセンサーを使って良い車両を見つけるのが大事です。アプリをスマートフォンに入れて睨めっこしましょう。
まとめ
如何だったでしょうか? たくさんのチェックすべきポイントがありましたよね。 1、欲しい車を調べましょう 2、予算と年式、走行距離を加味して考えましょう 3、実際にお店で見てみましょう 4、外装の傷などはしっかり把握しましょう 5、自分が乗るのは車内です。匂い、傷、シートの座り心地を納得いくまで確認しましょう 6、ナビは後から買い変えると思わぬ出費になります。使えるかしっかり確認しましょう 7、エンジンルームを開けたことがない人も開けてみましょう!汚れているか変な匂いがしないかくらいは確認できるはず! 8、試乗では何か違和感を感じたりしたらお店の人に聞いてみましょう! 運転しやすいかも重要なので忘れずにチェックしましょう。 中古車は正直にいうと運もあります。 運要素を少しでも減らして、良い中古車に出会えるように願っています!
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